池上彰の徹底解説!アメリカを読んでみた

アメリカ大統領選を目前に迫った今、池上さんの本で勉強してみました。


徹底解説!アメリカ 波乱続きの大統領選挙 池上彰・増田ユリア (ポプラ新書)2016年8月8日


みなさんご存知の池上さんは解説がわかりやすい代表のジャーナリストですね。池上彰シリーズは他に世界の大問題1・2を読みましたが、やっぱりわかりやすい。

今回はアメリカ選に出馬している候補者、応援者の層の説明が主で、アメリカの選挙方法の違いや応援の仕方の違いなどが説明されています。

分かりやすい簡単な言葉で説明してくれていますが、何か違和感が。池上さんがいつも言う考えてみようといった雰囲気ではない?アメリカ選の雰囲気や現状を伝えるだけではなくて、すごくサンダース押しで書かれている気がしてなりません。トランプの取り上げられない発言も紹介はされていますがほんの数行ですし、ヒラリーが今まで政治家としてどういったことをしてきたかもほぼ書かれていません。もちろんニュースで取り上げられるようなメールの件やメキシコの壁の話はありましたが、なぜ嫌われ同士なのか、もっと突っ込んだ話を知れたらなぁと思いました。各党の政策の方針や、日本に対してどんな影響があるかも詳しく書かれて入ればもっと面白くよめたんだろうなぁ。

池上さんの本と思ってハードルを上げすぎた自分のせいかこんな感想ですが、ニュースの情報などを知らない方や分かりやすくまとまっていて読みやすい本だと思います。



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