パウダーボードとは
パウダーボードは、ノーズ(進行方向前の部分)が大きく、ディレクショナルという非対称の形をしているものが多く、ノーズ部分で浮力を確保し、テール(後ろ足より後ろの部分)の形で操作性を上げる仕組みの物がほとんどです。
今私が乗っているのはBurton Feelgoodのキャンバーです。これでもスロープ内のパウダーやまっさらなパウダーだと問題なく滑れます。が、よりバックカントリーよりな地形、より深い新雪にはパウダーボードの方が足が疲れず、なによりも楽しく滑れます。
Gentemstick
パウダーボードの老舗ゲンテンスティックは値段が高いけどその分の価値はあるものたちです。上級者が使うというよりはどういった場面で使いたいかによって選べるのも魅力です。
Trinity
ビッグマウンテンシリーズのレディースラインとして位置するトリニティ。アクセルキャンバーが採用されていて、幅も244㎜と圧雪バーンでも使いやすく、スワローテールのテールはツリーランでのターンがすごく楽です。156センチと少し長めですが、長さが気にならない工夫がされています。公式ページにもあるようにバックカントリー、グルーム、サイドカントリー全てに対応できる万能な一本です。2017-2018年モデルからソフトフレックスが出るので体重の軽い方や柔らかめの板が好みの方にも良い一本ですね。
Spoon Fish (snow surf)
ツリーラン向けのパウダーボードには、テールの形状がフィッシュかスワローテールがおすすめです。特にフィッシュやスワローテールはターンするときに片方のテールだけ雪に沈むので脚力がない女子ボーダーでもターンしやすくなっています。
ゲンテンスティック スノーサーフ スプーンフィッシュ
スノーサーフシリーズは中低速でふわふわと楽しめる設計になっているのでどのタイプも女子にはおススメです。その中でもスプーンフィッシュは幅が太く、若干硬めになっています。始めて乗った時は幅が太いので圧雪バーンでスピードを出すのが怖く、林道でふくらはぎが疲れたと感じましたが、数回乗ると圧雪バーンでは安定感がハンパなく、逆にスピードを出しやすく、食われた後のぼこぼこパウダーを破壊して進んでくれます。長さが141センチなので扱いやすさも抜群です。
JONES HOVERCRAFT
バックカントリーのパイオニア、ジェレミージョーンズが立ち上げたジョーンズ。硬めのフレックスにワイドテールが安定感たっぷりの仕上がりです。今年からレディース版ができたので、メンズのホバークラフトは硬すぎで乗りにくいと思った方もトライしてみては?外国製の板なので値段も安く、セカンドボードとして持ちやすい。ユニセックス版は148センチからあるので好みの長さを選びやすいですね。ただやっぱり硬くてごついので脚力に自信のない方はタイトなツリーで苦労するかも。スキルでカバーできる方にはおススメです。
乗ってみたいパウダーボード
セッカ スノーボード
レディースボーダーが作っているレディースのためのパウダーボード。値段も手ごろで女性目線でつくられているようなのでぜひ一度挑戦してみたい。群馬で試乗会をしているようなので東京からだと行きやすいですね。
Outflow
白馬の山をベースに活動しているグループが出している板なので日本アルプスに合ったラインナップ。グラフィックが独特で魅力的。ただ試乗会もなかなかしていないですし、受注生産、販売店もかなり限られているので購入しづらい。白馬唯一の取扱店VEXもレディースボードは扱っていませんでした。お友達の元プロボーダーが使っていて、かなり癖はあるけど楽しいよと言っていました。
Burton High Spirits (Family tree)
バートンのバックカントリーシリーズのハイスピリッツ。デイトレーダーも魅力ですがよりパウダーに特化したハイスピリッツは挑戦してみたいですね。型落ちだとかなり安く手に入れられます。
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